建築士の定期講習(法定講習);それでよいのかN学院
現在では建築士事務所に所属している建築士は3年に一度の定期講習(法定講習)が義務付けられています。
私も今年の2月24日に建築士として3年毎の定期講習(法定講習)を受講しました。1時限目〜5時限目までの規定科目をきっちりと受けた後で約1時間の終了考査を受けなければなりません。無論、定期講習といっても法定講習なのですから途中退席や早退などは許されませんし、それらのことが認められた場合は受講したものとは見做さない旨の事前注意がなされます。また、考査中(テスト中)には携帯電話等についても電源を切っておくよう改めて注意がなされていました。
しかし、考査(1時間)が始まり15分経ったころ私の横にいたMという人物は最前列中央の席にいながら、かかってきたメールに応答し「忙しいもんね・・・」などとぶつぶつと話をしながら横着にも机の上で肘をついてメールの返信を行っているのです。無論、目の前にいた係員はそれとなく注意をしていましたが、ついでにその係員もその人物と何か話をしているのです。それが3分半も続きました。考査(テスト)を受けている廻りの者としては大変迷惑な環境です。ところが、あろうことかそれからまた15分後、つまり、考査が始まって30分後にも全く同じ事が繰り返されたのです。私は斜め向側にいる係員に目を合わせて、その人物を注意するよう目で促したのですが、やはり一応注意はするものの、先程と同じくまたそのMという人物と何かをぶつぶつと話をしているのです(約3分程度)。とうとう私はその係員に聞こえるように「それで良いのか」と声を発しました。それでも机の上で肘をついてメールをしている人物の携帯電話を取り上げることもなく、退席を命じることもありませんでした。更に更にその5分後には数列後ろの席にいた別の人物は途中退席(早退)をしましたが、それも当事者に注意はしているようでしたが係のものと一言二言話した後に会場を出て行ってしまいました。本件についてN学院からは国交省の建築指導課に対し「途中退席をした人はトイレに立ったものと思います」という報告がなされたそうですが、1時間の考査が始まる前にトイレには行っておくようにと事前注意がなされていました。本講習は国交省が行う建築士の定期講習であって小さな子供達の集まりではないのですから、そのような言い訳が通用するのでしょうか。
N学院は国交省の建築士定期講習の指定講習機関でありながら、これまでも上記のようなことを黙認してきたのか。そして、これからも「取りあえずお決まりの注意事項は伝えるが・・・」といった方針で定期講習(法定講習)を行っていくつもりでしょうか。何のために国交省は建築士の定期講習(法定講習)という制度を設けたのか。無論、考査の最中で話をしながらメールをしていた不届き者は建築士としての自覚云々という以前に社会人としての常識すら備わっていないのでしょう。しかし、N学院としても国交省の建築士定期講習の指定講習機関としてふさわしいのか大いに疑問が残ります。
最後に、以前、私はN学院に受講生として数年間お世話になっていました。しかし、それとこれとは別問題です。今回の件については建築士法に定める建築士指定講習のあり方や指定講習機関としてのあり方について敢えて問題提起をしたいと思います。
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